●会 期 2018年5月12日~8月5日(日曜)まで 10:00–18:00(木金は20:00まで) 月曜休館
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099
●観覧料 一般500円、学生400円、中高生・65歳以上250円
展覧会概要……「美術館」とう場における学びは、学校や書物による学びとは異なる体験をもたらします。美術館の空間の空気感、壁に並ぶ作品のリズム感、実際の作品の大きさによる存在感などを全身で感じたりすることからの学びは美術館特有のものです。また、ただ作品を時代の資料として見て情報を得るというだけでなく、自分の興味に沿って作品のなかに写っているものをじっくり見ることで、それまで気づかなかった作品の別の一面に気づいたり、あるいは「わからないこと」を発見し、その「わからなさ」を楽しんだりということも、美術館での「まなび」です。
本展は、当館の34,000点以上に及ぶ膨大なコレクションのなかから、古今、東西のすぐれた名品の数々を紹介しつつ、観客の皆様を美術館の豊かで多様な学びへと誘います。
写真に詳しい方にも、そして当館を訪れるのは初めてという方にも、新たな「まなび」と「たのしみ」がきっとあることでしょう。
さぁ、どうぞ、いっしょに写真のなかへ!。(案内パンフレットより転載)
▲掲載写真 ロベール ドアノー「ピカソのパン」 1952年
●会 期 2018年5月12日~7月16日(月曜)まで 10:00–18:00(木・金は20:00まで)。月曜休館
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099
●観覧料 一般700円、学生600円、中高生65歳以上500円。
●展覧会概要……本展は異色の写真家・内藤正敏の50年の軌跡をたどりご紹介します。
作家は1960年代の初期作品において、化学反応で生まれる現象を接写して、生命の起源や宇宙の生成の姿をとらえました。その後、山形県湯殿山麓での即身仏との出会いをきっかけとして、1960年代後半から80年代にかけて,主に東北地方で民間信仰の現場に取材した「婆バクハツ!–遠野物語」など刺激的な写真シリーズをつぎつぎと発表しました。
「モノの本質を幻視できる呪具」である写真と、見えない世界を視るための「もう一つのカメラ」である民俗学を手段として、現世の向こう側にまぼろしのように浮かび上がる「異界」を発見する人、内藤正敏。そのヴィジョンは、今日の私たちに大きな戦慄と深い洞察を与えてくれるはずです。
本展は主な写真シリーズを通して、その50年を超える足跡たどるとともに、その表現世界に通底する独自の世界観、生命観をとらえていきます。(プレスリリースより)
▲掲載写真 「死者供養をする老婆、恐山」1969年 内藤正敏