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2023年03月13日
深瀬 昌久 1961-1991 レトロスペクティブ

会 期 開催中~6月4日(日曜)まで 10:00–17:30,木・金は19:30まで

会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099

観覧料 一般700円 学生560円 中高生・65歳以上350円

展示内容  深瀬 昌久 (1934–2012) 日大芸術学部卒 日本デザインセンター、河出書房新社など勤務を経て1968年に独立。カメラ雑誌を中心に作品を発表。1977年に第2回伊奈信男賞、1992年第8回東川賞特別賞など受賞。日本の写真界に新たな境地を切り拓いた「私写真」の先駆者。

深瀬は三代つづく写真館に生まれ、遊び盛りに父親から撮影技術を叩き込まれて育つ。自分自身や身近な被写体にカメラを向けた人なので、当時から時代を先取りしていたといえる。その作品の根底には、写真に対する「愛憎」と「家族」がある。その不条理で理解しがたい表現には驚かせられ、ゆえに他の作家と同列に語られることのないオンリーワンの存在であった。

解説を聞いて理解を深めるタイプとは異なるので、ともかく作品を見て答えを見つけ出すのがこの展覧会の趣旨だと思う。

●作品構成 「遊 戯」 「洋 子」(注・深瀬の妻) 「鳥 (鴉・カラス)」 「サスケ」(注・深瀬の飼い猫) 「家 族」 「歩く目」 「私 景」 「ブクブク 」(注・自宅の湯舟に潜って自分を撮る)  計 117点。

投稿者 ips_kanri : 16:59
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