▲エチオピア空軍のミグ戦闘機からの機銃攻撃を避けるために夜通し歩き、カレマ キャンプに到着した何千人もの難民たち。ディレク州西部・エチオピア。SEBASTIAO SALGADO 1985
●会 期 2009年10月24日~12月13日(日曜)まで 10:00-18:00(木・金20:00) 月曜休館(11/23開館、11/24休館)
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel:03-3280-0099
●観覧料 一般800円、学生700円、中高生65歳以上600円
●内 容 かつて経済学を専門にしていたセバスチャン サルガドの視点を通して「見捨てられた大陸」と呼ばれるアフリカの現状に迫るものです。
サルガドがはじめてアフリカを取材した1970年代から今日まで、世界各国でアフリカの飢餓、砂漠化を救うキャンペーンが組まれ、さまざまな計画が実行されてきました。にもかかわらずその情況は一進一退を繰り返しています。度重なる紛争で、さらに悪化する環境を食い止める手段すらみつからない地域がある一方で、経済的発展が見込まれる都市では、一時期爆発的に経済が発展し、アフリカが保有する資源にも注目が集まっています。格差が広がるばかりのアフリカの現状をどのように理解し、かかわっていくかが国際的に問われているのです。
サルガドは現在、みずから「最後の大プロジェクト」と語る「GENESIS」に取り組んでいます。その「GENESIS」シリーズの最新作を含めた作品群100点を展示します。(プレスリリースより)