▲Graz 2001 Seiichi Furuya
●会 期 開催中~7月19日(月曜・祝日) 10:00-18:00(木・金20:00) 月曜休館(7/19開館)
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel:03-3280-0099
●観覧料 一般800円、学生700円、中高生・65歳以上600円
●作者について 古屋誠一氏は1972年に東京写真短期大学を卒業し、1987年以降はオーストラリアのグラーツを拠点に精力的に作品制作をつづけています。隣接する国々の国境地帯やベルリンの壁など、「境界」を問う作品を発表する一方、オーストリアの写真批評誌「カメラオーストリア」の編集に参加し、日本の写真家をヨーロッパに紹介するなど、幅広い活動を展開しています。
1985年に東ベルリンで自ら命を絶った妻クリスティーネを撮影した写真集「Memoires(メモワール)」では、家族が抱える闇や悲しみ、社会における生と死の問題を露呈し、国際的に高い評価を得ました。
今回の展覧会では、古屋誠一が1989年より発表をつづけている「メモワール」シリーズの集大成となる作品130点に加え、古屋作品の真髄でもある写真集の編集過程を公開、自らが編集・製本した未発表の自家版写真集も出品されています。