オリンピック競技に出場させる選手を決めるのに、派遣標準記録という数値を示して選考するようになりました。
それならば、美術館で収蔵作品を選んだり、展示する作家を指名したりする基準は何なのか、それがいまひとつわかりませんでした。
最新刊の東京都写真美術館のPR誌に、その基準が明快に記載されていたので、ようやく理解することができました。
- まず作品を作る「努力」 2. そして作品を作りつづける「努力」 3. 定期的に個展を開くなど、作品を発表しつづける「努力」 4. 賞を取るなど、他人から評価を得る「努力」 5. そうすれば自ずといろんな美術館の学芸員の目にとまり、作品の展示依頼が来る、というわけです。あたりまえのことですが、写真を生業とする者として肝に銘じておかなければなりません。