いま、ここにいる—–平成をスクロールする 春期展
●会 期 2017年5月13日(土曜)~7月9日(日曜)まで。10:00–18:00(木・金は20:00まで)。休館日: 毎週月曜。
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内。 Tel: 03-3280-0099 http://www.topmuseum.jp
●観覧料 一般500円、学生400円、中高生・65歳以上250円。
●学芸員によるギャラリートーク……第1、第3金曜日16:00より。 ●じっくり観たい、つくりたい……展示作品を鑑賞しながら、参加者全員で対話する。そのあと暗室で簡単な制作作業を体験する企画……6月25日(日曜)、7月2日(日曜)10:30–12:30 参加資格・小学生とその保護者二人一組、定員10組、事前に申し込む。参加費800円と本展のチケットが必要。
●展覧会の概要 写真美術館収蔵作品から、主に平成年代に制作された作品。
平成とは、「いま、ここにいる」ことの意味が繰り返し問われた時代といえるのではないでしょうか。そのはじまりから四半世紀を超えるなかで、平成という時代には、社会問題や経済危機、自然災害などさまざまな局面がありました。
個人では容易にあらがうことのできないそうした大きな問題に対し、まずは「いま、ここにいる」意味から考えること。シンプルかつ根源的な問いかけは、ときに困難な局面を打開する力を秘めています。
そして、写真とは、「いま、ここにいる」ことの記録であり、そこには作家それぞれの世界とのかかわり方があらわれています。日常と非日常、またはその狭間で作家はどのように世界と向き合い、「いま、ここにいる」ことの意味を考えてきたのでしょうか。
本展では、今日の社会や文化をめぐる状況を踏まえて、出品作品がもつ意味をひもとき、平成という時代を振り返ります。(案内パンフレットより転載)