日本の新進作家 「あしたのひかり」
●会 期 2020.7.28(火曜日)~9.22(火曜日)まで。10:00–18:00 月曜休館(8/10,9/21は開館、8/11休館)
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿カーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099
●観覧料 一般700円、学生560円、中高生・65歳以上350円
●出品作家
岩根 愛……2020年春に撮影された写真と、これまでにハワイや東北で撮影された映像でつづる「あたらしい川」。過去の歴史と現在が重なり合う、木村伊兵衛写真賞受賞作家による待望の新作初公開。1930年代の回転式パノラマカメラ「コダック・サーカット」によって撮影された長さ8m超の大型プリント、3画面の映像プロジェクションなど、体感的なインスタレーション空間にも注目。
志摩 摩耶……3年ぶりに発表される新作は、実在する「氷の国」わめぐる作家の空想を視覚化したシリーズ「氷の国をつくる」。写真、映像作品に加え66点組の水彩画など、多様な表現により、独自の物語世界を展開する。
菱田 雄介……国境や紛争地域への取材を通じて、分断の歴史と日常を過ごす人々の営みに目を向ける気鋭の写真家・映像ディレクター。代表作”border”を通して、人間にとって境界線(ボーター)とは何なのか?いま、あらためて問いかける。
原 久路 & 林ナツミ……大分県別府を拠点に活躍する二人組の写真家ユニット。SNSを中心に作品を発表する表現方法も注目されており、フォロワーは1万人以上。代表作「世界をみつめる」を展示。
鈴木 麻弓……欧州の写真アワードで高い評価を受けた”The Restoration Will”。亡き父が遺したレンズで、被災した故郷・女川町を写し出す注目作品を公立美術館初展示。