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2012年12月04日
「いつか見た風景」  北井一夫写真展

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●会 期  開催中~2013年1月27日(日曜)まで。10:00-18:00(木・金20:00まで)月曜休館、12/29-1/1休館、1/2,3は11:00-18:00
●会 場  東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 tel: 03-3280-0099
●観覧料  一般600円、学生500円、中・高生・65歳以上400円
●内 容  初期の代表作「バリケード」「三里塚」などは当時の社会を象徴する代表的な事象を扱うルポルタージュ性の強い作品ではありますが、バリケードのなかにたてこもる学生や、成田闘争に参加した農民を内側からとらえた姿は、同じ出来事を撮影した多くの写真とは一線を画した作品でした。
 その後はじまった「いつか見た風景」「村へ」は失われていく日本の農村の原風景をとらえた作品で、北井氏の代表作となり、彼の評価を確実なものとしました。
 その後東京のベッドタウンのひとつである船橋市の市民の生活を撮った「フナバシストーリー」などは、新興住宅街の生活を明るく軽いイメージでとらえたものです。
 北井氏の作品はさまざまに変化しているようにも見えますが、常に時代と向き合う視点であることに変わりはありません。人々の生活をとらえた写真は、どんな世代の人にも、いつかどこかで見たことがある風景のように感じられるでしょう。(プレスリリースより)

投稿者 ips_kanri : 14:26
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