●会 期 開催中~6月4日(日曜)まで 10:00–17:30,木・金は19:30まで
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099
●観覧料 一般700円 学生560円 中高生・65歳以上350円
展示内容 深瀬 昌久 (1934–2012) 日大芸術学部卒 日本デザインセンター、河出書房新社など勤務を経て1968年に独立。カメラ雑誌を中心に作品を発表。1977年に第2回伊奈信男賞、1992年第8回東川賞特別賞など受賞。日本の写真界に新たな境地を切り拓いた「私写真」の先駆者。
深瀬は三代つづく写真館に生まれ、遊び盛りに父親から撮影技術を叩き込まれて育つ。自分自身や身近な被写体にカメラを向けた人なので、当時から時代を先取りしていたといえる。その作品の根底には、写真に対する「愛憎」と「家族」がある。その不条理で理解しがたい表現には驚かせられ、ゆえに他の作家と同列に語られることのないオンリーワンの存在であった。
解説を聞いて理解を深めるタイプとは異なるので、ともかく作品を見て答えを見つけ出すのがこの展覧会の趣旨だと思う。
●作品構成 「遊 戯」 「洋 子」(注・深瀬の妻) 「鳥 (鴉・カラス)」 「サスケ」(注・深瀬の飼い猫) 「家 族」 「歩く目」 「私 景」 「ブクブク 」(注・自宅の湯舟に潜って自分を撮る) 計 117点。
●会 期 2023.02.18~3.26(日曜)まで。 9:00–16:30 月曜休館
●会 場 ミュゼふくおかカメラ館 高岡市福岡町福岡新559 Tel; 0766-64-0550
●観覧料(入館料) 一般300円 高・大生200円 中学生以下無料
●展覧会概要 ミュゼふくおかカメラ館が毎年開催している一般公募写真展「ワンダーフォトコンテスト」の全応募作品226点を展示。今回のテーマは「それぞれのたいせつなもの」です。
●会 期 1月17日~2月12日まで 9:00–16:30月曜休館
●会 場 ミュゼふくおかカメラ館 高岡市福岡町福岡新559 Tel: 0766-64-0550
●観覧料 一般300円、高・大生200円、中学生以下無料
●展覧会概要 収蔵作品の展示「花の美の世界」を表現。1988年制作
同時に観覧できる展示は、FUJIFILM PHOTO CONTEST入賞作品展。高岡市美術作家連盟写真部会員展。シネカメラショー。( Xシリーズ写真展は終了)
シネカメラショー
●会 期 2022.12.10~2023.6.11 9:00–16:30 月曜休館 年末年始12/29–1/3休館
●会 場 ミュゼふくおかカメラ館 高岡市福岡町福岡新559 Tel:0766-64-0550
●入館料(観覧料) 一般300円 高・大生200円 中学生以下無料
●内 容 シネカメラを中心に映画になる以前の技術や映画が生まれてから現代にいたるまでの歴史を紹介する。収蔵品を展示。
高岡市美術作家連盟写真部会員展
●会期・会場・入館料(観覧料)は前記「富士フィルムフォトコンテスト入賞作品展と同じ。観覧料も共通。
Xシリーズ写真展
●会 期 2022.12.10~2023.1.15 9:00–16:30 月曜休館 年末年始12/29–1/3休館
●会 場 ミュゼふくおかカメラ館 高岡市福岡町福岡新559 Tel:0766-64-0550
●入館料(観覧料) 一般300円 高・大生200円 中学生以下無料
●概 要 フシフィルムの高性能カメラXシリーズで撮影し、銀塩プリントにした作品を展示
FUJI FILM 60th PHOTO CONTEST
●会 期 2022年12月10日~2023年2月12日 9:00–16:30 月曜休館 年末年始12/29–1/3休館
●会 場 ミュゼふくおかカメラ館 高岡市福岡町福岡新559 Tel:0766-64-0550
●入館料(どの展示も入館料のみで観覧可) 一般300円 高・大生200円 中学生以下無料
●概 要 半世紀以上の歴史がある写真コンテストの入賞作品展。
●会 期 開催中~2023年1月22日(日曜)まで。 10:00–18:00(木・金は20:00まで)
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099
●観覧料 一般700円 大学・専門学校生560円 中高生・65歳以上350円 2023年1月2,3日は無料 オンラインによる日時指定予約を推奨 (年末年始12/29,30,31,1/1は休館、1/2,3は臨時開館、1/4は休館)
●展示作品概要
野口氏は父が遺したカメラで自分の日常を撮り始めた。そのカメラは35ミリフィルム1本で72カット撮影できるオリンパスペンFである。「不思議な力」のシリーズは2014年、ギャラリー916の個展で「父のアルバム」と対になるシリーズとして発表された。
野口氏は「日常は目には見えない不思議な力であふれています。けれども目には見えないのでなかなか写真に写りません。見えないけれどもそこにあるもの、それをなんとか写真にしたいのです。そしてその写真によって今いるこの世界の豊かさを感じられる、そんな作品をつくりたいと思っています」といっています。
科学実験のような行為によって生じた現象をカメラで接写した。小さな世界のなかで作家自身が働きかけることで生まれる現象を「不思議な力」として可視化しようとした。このシリーズに写された現象をことばで記述すると、たとえば以下のようになる。「表面張力によって、紙のコースターがさかさまにしたコップに張り付き中の水が落下しない」。「スプーンをこすり、金属に本来備わっているN極、S極を整えて磁石をつくる」
これまでの自身の作家活動が、写真という「不思議な力」に導かれた旅であるという思いから、本展のタイトルを「不思議な力」と名付けた。
●野口里佳 写真新世紀展グランプリ受賞。水中や高地、宇宙といった未知の領域と人間とのかかわりをテーマにした作品を手掛け、国際的にも高い評価を受けている作家。
●会 場 ミュゼふくおかカメラ館 富山県高岡市福岡町福岡新559 Tel: 0766-64-0550
●会 期 開催中~2022.12.4(日曜)まで 9:00–16:30 月曜休館(祝日の場合は翌日)
●観覧料(入館料) 一般800円 高・大生400円 中学生以下無料
▼展示内容 銀座の「富士フォトサロン」での第1回展から今年で17回、ミュゼふくおかカメラ館にて「美しい風景写真100人展」開催の運びとなりました。
「100人展部門」は、厳正な審査により選ばれたアマチュア風景写真家の作品80点と、招待作家の作品20点の計100点。「日本の日の出部門」は新年を彩る作品1点、「学生部門」は学生ならではの視点でとらえた新鮮な写真作品20点の、合計121点を一堂に紹介展示したものです。
●会 期 2022.9.2〜12.11(日曜)まで 開館時間10:00–18:00(入館は17:30までに) 木・金は20:00まで
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 03-3280-0099
●観覧料 一般700円 学生560円 中高生・65歳以上350円
●展示作家・作品(一例)
水木 塁 「雑草のポートレートおよび都市の地質学」 都市文化と美術史上の問題を接続することで、現代都市におけるリアリズムを基にした風景と情景の関係性をテーマに制作を行う。
澤田 華 「漂うビデオ (水槽、リュミエール兄弟、映像の角)」 物事を認識する際に生じた子細な引っ掛かりを起点として、図像と想像の相互関係を検証するプロセスを作品化し、写真・映像をはじめとしたさまざまな表現形態を用いて展開する。
多和田有希 「I am in you 」 自ら撮影した写真表面を消す(削る、燃やすなど)という行為を通し、都市や群衆の集合的無意識や個の意識変容をイメージとして湧出させる。人間の精神的治癒のシステムをテーマに制作している。
永田康祐 「Function Composition」 社会制度やメディア技術、知覚システムといった人間が物事を認識する基礎となっている要素に着目し、あるものを他のものから区別するプロセスに伴うあいまいさについて扱った作品を制作している。
●岩井 優 「経験的空模様 #1」 国内外の地域に参与的な手法で活動に取り組み、クレンジング(洗浄・浄化)を主題に、映像、インスタレーション、パフォーマンスを展開している。