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2018年03月17日
「光画」と新興写真 モダニズムの日本 展

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●会 期 開催中~2018年5月6日(日曜)まで         10:00–18:00 (木・金は20;00まて)

●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099

●観覧料 一般700円、学生600円、中高生・65歳以上500円

▼内 容

本展は1930年前後に日本写真史において盛んとなっていた新興写真に注目した展覧会です。新興写真とはドイツの新即物主義 (ノイエザッハリヒカイト ) やシュルレアリズムなどの影響を受け、それまでのピクトリアリズム (絵画主義写真 )とは異なり、カメラやレンズによる機械性を生かし、写真でしかできないような表現を目指した動向です。

「光画」とは1932年から1933年までわずか2年たらずしか発行されなかった写真同人雑誌です。主宰者である野島康三、同人である木村伊兵衛、中山岩太を中心に関西 (浪華写真倶楽部、芦屋カメラクラフなど) のアマチュア写真家をも巻き込み、新興写真を牽引しました。

ジョン・ハートフィールド、エドワード・スタイケン、ウジェーヌ・アジェなど外国人作家の作品紹介から、フランツ・ロー、ラースロー・ホモイーナジの論文翻訳など、海外の情報も掲載し、第2号から同人として参加した評論家の伊奈信男が創刊号に掲載した「写真に帰れ」は、日本近代写真史を代表する論文として知られています。(プレスリリースより転載)

投稿者 ips_kanri : 11:55
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