●会 期 開催中~5月6日(日曜)まで 10:00-18:00(木・金20:00まで)休館月曜、祝日のときは翌日
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel:03-3280-0099 www.shabi.com
●観覧料 一般800円、学生700円、中高生・65歳以上600円
●内 容……フェリーチェ・ベアト(1832-1909は日本でもっとも注目される幕末~明治の訪日写真師です。本展は2011年4月までアメリカ・ロサンゼルスのJ.Paul Getty Museumで開催された国際巡回展(キュレイター:アン・ラコステ)です。日本唯一の会場となる本展では、東京都写真美術館のコレクションも加えてさらに充実した内容で展覧します。
ベアトはクリミア戦争から写真師としてのキャリアをスタートし、インド動乱(セボイの乱)、中国の第二次アヘン戦争へと取材しながら東へ東へと旅します。
そして文久3年(1863)に日本を訪れて20年以上の長きにわたって横浜に滞在、着彩された美麗な鶏卵紙の風俗写真や、江戸・横浜のパノラマ写真を含むランドスケープなど、多くの写真を制作しました。
これらは激動期の日本を明らかにする歴史的資料であるとともに、卓越した技術によって制作された写真作品でもあります。さらに本展では日本滞在中に取材した米朝戦争(辛未洋擾)の写真や、最終の活動地であるビルマでの作例を紹介、フェリーチェ・ベアトの制作活動の全貌を紹介する初の回顧展です(プレスリリースより)
注)参考写真は、色調の再現が困難かつ著作権もありまして、本稿では掲載しませんでした。