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2015年06月11日
笹本恒子 100歳展 日本初の報道写真家
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笹本恒子氏は、日本最初の女性写真家と言われ、現在も精力的に取材・執筆活動をつづけています。

笹本氏は1914年東京生まれ。アルバイトで東京日日新聞のカットを担当したことがきっかけで、写真協会に誘われて報道写真家となり、日独伊三国同盟の婦人祝賀会や、ヒトラーユーゲント来日など、日米開戦前夜の貴重な写真を撮影しました。

戦後フリーとなり、安保闘争などの事件や、室生犀星(詩人・作家)といった著名人を取材、その後一時現場を離れますが、1985年に開催された展覧会をきっかけに再びカメラを手にし、宇野千代(小説家)や三岸節子(画家)などの明治生まれの女性や著名人等を撮影しました。

本展覧会では、2014年に100歳を迎えた笹本氏が長年にわたる取材活動で撮りためた作品を展示します。第二次世界大戦から戦後の昭和・平成に至る日本のあゆみと、女性の社会的地位が定まっていなかった時代から、報道分野で奮闘してきた笹本氏の軌跡を振り返ります。(案内パンフレットより転載)

●会 期 2015年6月13日(土曜日)~8月30日(日曜日)まで ●会 場 ミュゼふくおかカメラ館 富山県高岡市福岡町福岡新559番地 Tel: 0766-64-0550        ●観覧料 一般700円、高・大生400円、小・中生100円(土・日・祝と7/25~8/30夏休み期間は高校生以下無料) 月曜休館、月曜が祝日の場合は翌日休館。

 

投稿者 ips_kanri : 11:36
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