▲写真 田本研造カ <土方歳三像> 明治2年頃撮影 後年のプリント ゼラチンシルバープリント 函館市立中央図書館蔵
●会 期 開催中~4月7日(前期)、4月9日~5月6日(後期) 10:00-18:00(月曜休館、ただし4/29,4/30,5/6は開館)
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel:03-3280-0099
●観覧料 一般500円、学生400円、中・高生・65歳以上250円
▼内 容 ……
幕末の開国と時を同じくして日本にもたらされた写真。
江戸時代末期の日本において「写真」は西洋技術の象徴でした。横浜や長崎などが開港し、訪日する写真師との関わりから、江戸の鵜飼玉川や開港地の上野彦馬、下岡蓮杖など、日本人の写真師が各地に現れます。そして、西洋的近代化へ向かう社会情勢とともに、その技術はさらに次の世代へと伝承されていきました。
本展では、北海道・東北の約2,400箇所の施設へアンケート調査を行い、それに基づき学芸員の地道な調査で明らかになった、現存する貴重なオリジナルの写真作品・資料を展覧します。
写されたイメージだけでなく、台紙やデザイン、写真師に関わる錦絵など、北海道・東北の初期写真と時代がダイナミックに感じられる作品・資料をご鑑賞ください。(プレスリリースより)