●会 期 2016年9月3日(土曜)~11月13日(日曜)まで。10:00–18:00(木・金20:00まで) 休館日: 月曜、ただし祝日は開館し翌火曜休館。
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデプレイス内。http://topmuseum.jp
●観覧料 一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上700円
▼杉本博司氏プロフィール……………現代美術家。1948年東京生まれ。立教大学卒業後、1970年に渡米。アート・センター・カレッジ・オブ・デザイン(LA)で写真を学び、1974年りよニューヨーク在住。
明確なコンセプトに基づき、大型カメラで撮影された精緻な写真を制作し、国際的に高い評価を確立。その作品はメトロポリタン美術館(NY)、ニューヨーク近代美術館、ポンピドウセンター(Paris)、テイト・ギャラリー(London)、をはじめ世界中の美術館に収蔵されている。
近年は、執筆、設計へも活動の幅を広げ、2008年に建築設計事務所「新素材研究所」を建築家榊田倫之氏と設立。「IZU PHOTO MUSEUM」(2009静岡)や「London Gallery」(2009,2011東京)等の内装、2017年2月には展示室の改装を手掛けるMOA美術館がリニューアルオープンの予定。また、同年秋にはランドスケープ全体を設計した小田原文化財団施設、江之浦測候所も開館予定。
主な著書に「空間感」(マガジンハウス)、「苔のむすまで」「現な像」「アートの起源」(新潮社)、「趣味と芸術—謎の割烹占郷」(ハースト婦人画報社編・講談社)がある。
内外の古美術、伝統芸能に対する造詣も深く、演出を手掛けた2011年の三番叟公演「神秘境」(野村万作・野村萬斎共演)は2013年3月にNYグッゲンハイム美術館にて再演(野村萬斎)、2013年9-10月には、構成、演出、美術、映像を手掛けた「杉本文楽 曾根崎心中」がヨーロッパ公演(Madrid,Roma,Paris)を果たす。2016年11月には草月ホール(東京)にて初の現代劇「声」(仮称)(作・平野啓一郎、音楽・庄司紗矢香、主演・寺島しのぶ)を演出予定。
1988年毎日芸術賞、2001年ハッセルブラッド国際写真賞、2009年高松宮殿下世界文化賞、2010年秋の紫綬褒章、2013年フランス芸術文化勲章オフシエ、2014年第一回イサム・ノグチ賞等、受賞、受章多数。(プレスリリースより転載)