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2013年12月21日
インスタレーションとして制作された 高谷史郎「明るい部屋」

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●会 期  開催中~2014年1月26日(日曜)まで 10:00-18:00(木・金20:00まで。1/2,1/3は11:00-18:00)休館は12/29-1/1および月曜日。
●会 場  東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内  Tel: 03-3280-0099
●観覧料 一般500円、学生400円、中高生・65歳以上250円
▲内 容 
 高谷史郎 Takatani Shiro 氏による本展のタイトル「明るい部屋」とは、哲学者ロラン・バルトによって1980年に書かれた写真論の題名であり、画家が風景を手元の紙の上に映し出すために用いた光学装置カメラ・ルシダを意味しています。
 Camera lucida は、今日のカメラの原型とも呼ばれる「暗い部屋(暗箱)Camera obscura)が、針穴からからはいってくる外光によって倒立像を投影するのとは異なり、「カメラ(部屋、箱)と呼べる部分を持たず、プリズムや鏡とレンズだけで目の前にある対象物を映し出します。
 「写真ができる(像が結ばれて定着する)過程は暗箱というブラックボックスのなかで起こっているけれども、すべてを明るみのもとにさらすような、そんな構造の舞台をつくってみたかった」として、高谷はパフォーマンス「明るい部屋」を2008年に発表します。舞台そのものをカメラ・ルシダにすることで、高谷はバルトが考えた写真というものに近づこうとしました。(案内リーフレットより))

投稿者 ips_kanri : 16:31
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