●会 期 開催中~2020年1月26日(日曜)まで 10:00–18:00(木・金は20:00まで) 休館日は写真美術館HPを参照してください。 http://www.topmuseum.com
●場 所 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0033
●観覧料 一般700円 学生600円 中高生・65歳以上500円
●展覧会概要
山沢栄子氏は1899年大阪生まれ。1920年代のアメリカで写真を学び、1930年代から半世紀以上にわたり、日本における女性写真家の草分けとして活躍しました。
当初はポートレートの撮影を主な仕事としていましたが、1980年代には抽象絵画のような写真作品を制作する作家として知られていました。とりわけカラー写真による色鮮やかな写真群は、当時の日本では他に例をみないものでした。
本展では、1970-80年代に手掛けたカラーとモノクロによる抽象写真シリーズ”What I am doing”を中心に、抽象表現の原点をを示す1960年代の写真集、戦前の活動を伝えるポートレートや関連資料などを展示し、写真による造形の実験を重ねることで、独自の芸術表現に到達した作家の歩みをたどります。
また、山沢作品に加えて、本館の収蔵品から、アルフレッド・スチーグリッツやポール・ストランドらの作品も加えて紹介し、1920年代以降のアメリカ近代写真の状況と山沢への影響を探ります。(プレスリリースより転載)
▲ポスター写真は ”What I am doing–No.9″ 1980年。銀色素漂白方式印画 大坂中之島美術館蔵