▲左: YMO 1979年 右: JAZZ(広告) 1968年
●会 期 開催中~9月30日まで 10:00-18:00(木・金は20:00まで)月曜休館(月祝の場合は火休)
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099
●観覧料 一般800円、学生700円、中高生・65歳以上600円
●内 容……デヴィッド・ボウイ、T.REXのマーク・ボラン、YMO、布袋寅泰をはじめとする国内外のミュージシャンから圧倒的な支持を受け、広告写真、TVコマーシャル、映像作品など幅広いフィールドにおいて常に第一線で活躍しつづける写真家、鋤田正義 SUKITA Masayoshi(1938~)。
デヴィッド・ボウイが冷戦下のベルリンで録音した名盤『LOW』に収録された「SOUND & VISION」を冠した本展は、1970年代から現在までの全仕事を、300点以上の作品から俯瞰する回顧展です。
鋤田の写真は、高校生だった1956年ころに撮影した母親の写真からはじまり、被写体はリー・モーガンなどのジャズミュージシャン、寺山修司の天井桟敷など、ニューウェイヴのミュージシャンたちから現代の俳優やアーティストにいたるまで多岐にわたり、撮影した場所も世界中の都市にまたがります。
それはビートニクのような風貌をした鋤田の永遠に終わることのないロードムービーといえるかもしれません。
常にカルチャーと併走し、自らシーンに入りこんで撮影された写真の数々。それらは時代の記録であるとともに、時代を超えるパワーと、ボウイが「SOUND VISION」で示唆した” 驚き”に満ちています(紹介パンフレット”eyes”より転記)