森山 大道の東京 ongoing
●会 期 開催中~9月22日(火曜・祝日)まで。10:00–17:30 月曜休館 (8/10, 9/21 は開館,8/11は休館)
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿カーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099 www.topmuseum.jp
展覧会の概要……スナップショットの名手として知られる、日本を代表する写真家・森山大道氏は、1960年代に写真家として活動を開始し、そのハイコントラストや粗粒子画面による作風は「アレ・ブレ・ボケ」と形容され、写真界に衝撃を与えました。以来、世界各国の美術館での大規模展、2019年のハッセルブラッド国際写真賞をはじめとする数々の国際的写真賞の受賞など、デビューから55年を経た現在も世界の第一線で活躍しつづけています。
本展では、「ongoing=進行中、進化しつづける」をテーマに、いまなお疾走しつづける森山大道氏がレンズを通してとらえつづけてきた街・東京を、カラーとモノクロの最近作を中心に展覧します。尽きることのない森山大道氏の写真の魅力を存分に楽しむことができます。(プレスリリースより)
星野佑佳 写真展「絶景恋愛」
●会 期 来年に延期
●会 場 ミュゼふくおかカメラ館 富山県高岡市福岡町福岡新559 Tel: 0766-64-0550 https://www.camerakan.com
展覧会の概要……日本全国を放浪しながら写真を撮りつづけ、地元京都の風景や風物詩の作品が高く評価された風景写真家・星野佑佳による写真展。
「旅する絶景フォトグラファー」として注目され、力強さに加え繊細で鮮やかな色調と「アート作品」とも称される絶景写真を展示。
●会 期 2020年(本年)7月26日(日曜)まで、に変更になっています。
●会 場 ミュゼふくおかカメラ館 富山県高岡市福岡町福岡新559 Tel: 0766-64-0550
●観覧料 一般800円、高・大生400円、中学生以下無料。
●概 要 宮澤正明氏は、伊勢神宮式年遷宮の正式記録写真家として記録撮影に従事しました。2013年10月に行われた遷御の儀までの間に、6万点におよぶ作品を奉納してきました。
今回、新たな元号「令和」を迎えてひととせとなるこの時期に、伊勢神宮の神秘に包まれた荘厳な世界をご覧いただき、自然への感謝と神話とともに歩んできた日本人の心をたどる作品群をお届けします。
また、令和元年11月に行われた大嘗祭の様子を、特別撮りおろし作品としてご覧いただけます。 (案内リーフレットから転載)
▼ご注意……本日(4/16)全国に感染防止のための非常事態宣言が発令されました。富山県においても何らかの規制措置が発令されることとなります。カメラ館の展示にも影響があると思われますので、事前にカメラ館のホームページで開館状況を確認されることをおすすめします。
ミュゼふくおかカメラ館 https://www.camerakan.com Tel: 0766-64-0550
東京都写真美術館、休館期間の再延長。
●東京都写真美術館は昨日(4/13)まで、コロナ対策で臨時休館中でしたが、本日(4/14)よりさらに休館期間を延長して、5月6日までとしました。東京都が運営する公共施設の休業指針に応じた決定ということです。
コロナウイルス対策の休館期間の延長
●現在臨時休館中ですが、東京都のコロナウイルス対策に則り、4月13日(月曜)まで、臨時休館期間を延長することになりました。
展示予定だったものは、日本初期写真史 / 写真とファッション / 白川義員山岳写真 ? ほか映画一件 です。
東京都写真美術館 臨時休館の期間延長について
新型コロナウイルス対策で、現在臨時休館中ですが、ひきつづき3月31日まで休館期間を延長することになりました。
●展示を中断しているのは、
「日本初期写真史 関東編 幕末明治を撮る」 5月24日まで、と 「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」 アンダース・エドストローム / 高橋恭司 / エレン・フライス×前田征紀 / バグメント / ホンマタカシ 5月10日まで、の2展示です。
●東京都写真美術館は、国内で新型コロナウイルス感染症が増加している状況に鑑み、感染拡大を防止する観点から、2月29日から3月15日まで、臨時休館することになりました。
3月16日以降については後日アナウンスがあるということです。
第12回 恵比寿映像祭
●会 場 東京都写真美術館および周辺施設……詳細は恵比寿映像祭の公式ホームページを参照してください。 www.yebizo.com または www.topmuseum.jp
●会 期 2月7日~2月23日(日曜・祝日)まで15日間 (月曜休館)
●観覧料 無料ですが一部有料で前売券発売のものがあります(映画など) 詳細は上記ホームページを参照してください。
主催……東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団、東京都写真美術館、アーツカウンシル東京、日本経済新聞社
▲写 真(上) カラー部門推薦作品 「ことしも観れた」 青木竹二郎
●会 期 開催中~2月16日(日曜)まで 9:00–16:30 月曜休館(祝日の場合は翌日休館)
●会 場 ミュゼふくおかカメラ館 富山県高岡市福岡町福岡新559 Tel: 0766-64-0550
●観覧料(入館料) 一般300円、高・大生200円、中学生以下無料 65歳以上240円
展覧会の概要……モノクロ部門、カラー部門、ネイチャー部門、web応募部門、TopEye & Kids部門で入賞した149点の全作品を展示。
同時開催 ニッコールクラブ富山支部会員の作品も展示。
▲写真 齊藤 陽道 「せかいさがし」より 2010年/2018年
●会 期 2019.11.30~2020.1.26(日曜)まで
●会 場 東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099
●観覧料 一般700円 学生600円 中高生・65歳以上500円
■展示作家……作家ステートメントより抜粋
●●●藤安 淳 Fujiyasu Jun
いままで双子として生きてきたことで向き合わざるを得ないいくつかの問いに改めて直面した。一つは、自身が双子であることを意識する必要があるのか、また一つは、自分と顔が似た存在が、知らないうちに自分として認識され、扱われている世界があることへの恐怖感とどう対峙すべきか。さらには、第三者から幾度となく見比べられるようなまなざしに晒されるなかで、自分の「個」としてのアイデンティティをどのように確立すべきか。
●●●井上 佐由紀 Inoue Sayuki
終わりに向かう祖父の目を見ながら、ふとはじめて光を見る赤子の目を見たいと思うようになった。それから私は30名以上の出産に立ち会い、赤子の目を撮り続けている。
いつかなにも見えなくなるときがきっとくる。 そのときまで、私は新しい光を見たい。
●●●斎藤 陽道 Saito Harumichi
逃れ得ないこの身体、この国、この時代。ここから動けない、それでも、進んでいく、進んでいる。どこへ、内側の奥へ。底へ。底へ。外見上ではなにも変わらないようでいても、その裡では、生老病死に染まりながら、あきらめても、あきらめきれず、それでもなんでかあの果てへと深化していくものがある。
たった一人のおこないが、なんという大勢へと繋がりうるのは、なんという大勢のひとりずつの内側にも「深化するもの」を抱えているからではないか。深化する感動あればこそ、まだ見えざる世界をそれでもなお明るく望もうとする一個人の願いが、光を放ち、無辺へと受け継がれていく。そう信じている。
●●●相川 勝 Aikawa Masaru
スマートフォンで撮影するとき、撮影者はカメラのアイコンを選択して撮影し、スワイプやビンチをしてトリミングをし、フィルターをかけるなど疑似暗室作業を繰り返しイメージを形作っていく。
私はプロジェクターやスマートフォンの光を用いて撮影する。それは私も同じようにカメラを使用となく、デバイスにアクセスする行為のみで撮影をしているといえる。私の作品では被写体が実在しないものが多い。被写体が実在するかなどはたいした問題ではない。なぜならば、私たちは他者がつくりだしたイメージのなかで生活しているからである。
●●●濱田 祐史 Hamada Yuji
2011年3月11日、東日本大震災が起こった。震災後の情報の不確かさに揺れた日常のなかで、メディアから私たちが受信している情報と、目の前にある現実のギャップを感じていた。
しばらくして、山の写真のポストカードが届いた。それを見たとき、美しい山だと思ったと同時に、どこか偽物に見えたことから「写真における山のイメージはわれわれのなかにそれぞれあって、見た人によって想起するイメージは異なるのではないか」と考えた。
作り手の主観で完結する山ではなく、見る人の頭の中に”最初に浮かび上がった山”という意味をこめて、タイトルは「Primal Mountain」と名付けた。
●●●八木 良太 Yagi Lyota
ひとつのものを見るとき、隣人が同じものを見ていても、同じように見えているわけではない。立体視や、錯覚に関する作品をつくるうちに、そう感じることが多くなってきた。
一般的に、鑑賞者は製作者の見ているものを見ようとする。そういった関係を反転させてみたかったので、特定の色覚を持つ人だけに見える、色覚検査表のパターンを応用して作品を制作してみた。そうすることで、私には見えないものを提示できると思った。赤緑色覚異常のある人は、青色のグラデーションの差を、健常者と呼ばれる人たちより微細に見分けることができるということだ。私には見えない。ずっと豊かな空や海の青を想像すると楽しくなってきた。